【らん (推量・意思)】
〜だろう。〜するに違いない。〜しよう。
『しわかみの こころほつまと なるときは はなさくみよの はるやきぬらん』ホ序 『おととのくるは さはあらし くにうはふらん』ホ7 『ちちみかと やふさくるまの みゆきなす かみもけかれの あるやらん』ホ15 『われひめみこお まふけらん たちからわこお まねかんな』ホ16 『なんちらまつり おこたらす ほつまなるとき やたやすふらん』ホ23 『あのゆんの まめにひらきの むらさきや まおうつろゐの はるへひくらん』フあゆん 『いのきにの きつさにとみの あらそひも つさをはやめて きにやにくらん』フいきに 『いのちりの あらそうみつの くにのこと きみかひらへに ひきやちるらん』フいちり 『いぬうなる とみはほこりて こはおこる はやるほとかや ほころひるらん』フいぬう 『いのむくは ほのあやまちと つつしみて のそみもにけの いにやむくらん』フいむく 『いえてねる をきなかしほも めひかみも へそめよとめも ゑめやゑるらん』フいえて 『いのねせは のりにあふるる あおめらや わかめのなたも ゑもりなすらん』フいねせ 『いのいさの ことにやわらく ならわせや うなひこのふゑ もいなさふくらん』フいゐさ 『いのなわの ふみもとほれは いもをせも なかにたのみの いなわひくらん』フいなわ 『ふおえては たみおそこなう をさとみか うそやくすりも ふえてたすらん』フふえて 『ふのねせは ぬすむたからも おとかわさ くるしくうせて ねせやふすらん』フふねせ 『ふのつるは とみもよひなき とりゑなみ たつはなやかの ゐもやつくらん』フふつる 『へのちりは つきほもとみも たみわさも つまのうつくに やみやちるらん』フへきに 『へにねせの みめはいねころ えのいぬお なつはにすてて いねやおきらん』フへねせ 『へのこけの かかさはちたひ をうなむち かねもかしろと ねるやこけらん』フへこけ 『もちりなる はなはよつきの たねまてと わさもうすくて もめやちるらん』フもちり 『ものそのは うけもちのたの つとめおも なかとにならは うえややむらん』フもその 『をのちりの たみはひおけす あらそひの おとかみたれは をもやちるらん』フをちり 『をさめえて とにうるほせは かもしたう ましてたみおや をえてなつらん』フをえて 『をのこけは みちにさまよう みのすみか わさもやまいも こけやたすらん』フをこけ 『をのおれは くもるかかみも あからさま おれすはねすみ なこやかむらん』フをおれ 『をにつるの まつりははなの かにのこり やむまつしさも をにやつくらん』フをつる 『すのつるの ひとをはしもに めくりきて みつのねかひの はるやきぬらん』フすつる 『すのなわの うむたまのをの ほしなれは あめのまつりも ほしやうむらん』フすなわ 『しのきにの とほこにみつの あらそひも あにかおろかに きもやつむらん』フしきに 『しのちりの そしりもうそと おもひくさ ものぬしならて ものやちるらん』フしちり 『しのむくは かめもひつきも ちよにめの かかやくはなの ころやむくらん』フしむく 『しのねせは むしはむははか はやかれか みつやうらみて しねせあむらん』フしねせ 『しのそのは つきのこまひく まめやかも ゐもかめくみの かてやあつらん』フしその |
「らん」は「あらん」の短縮。
「あら(在る)」+「ん(推量・意思)」
「ある」はここでは「A:
合う・在る・現る」などの意で物事を断定する。
「ん」は「あらぬや」→「あらんや」という否定の疑問・反語だったものが推量に転じた。
意思を表す場合には未然形に接続するか。
変態:「らふ(ろう)」「やふ(よう)」
11/05/12
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