くたり  クタリ  kutari

  

【下り・降り】
E: 負の方向に離れること。「落ちる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」こと
  ●上から下に行くこと。 天 → 地。
  ●中から端に行くこと。 中央 → 地方。
  ●降伏。降服。

『やもやくたりの みこうみて みなそのくにお をさめしむ』ホ2
『むかしこの くにとこたちの やくたりこ きくさおつとの ほつまく に』ホ4
『ときにつくしの をさまらて みこみ くたりお こふゆえに』ホ25
『ときにさほひこ いなきなし かたくふせきて くたりゑす』ホ35
『やたおねきのに うちやふり ここにうちさる くたりこふ』ホ38
『おつのひとまつ これむかし ほ つまくたりの みあえとき』ホ40

 
くたる(下る・降る)」の名詞化。

  
 

【(崩り)・件・行・領・襲】
一つのものが幾つかに分れるさま。

『きみとみたみの み くたりの かみはもふその みこありて』ホ2

 
くたる(崩る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・まとまる・連なる」などの意。

類語:「くさ(種)

  

10/01/16

  

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