【(肥栄)/強飯】
1.正の方向に離すさま。 上げ。敬い。尊び。祝。
2.<1の物実> 炊いた飯。
『むねあけは つあゑにいはひ あかこわゐ そみかしはあめ ひとつきと』ホ21 |
[1]
「こわゆ」の名詞化。
「こわゆ」は「こふ(上ふ・高ふ・肥ふ)」と同義語「はゆ(栄ゆ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・中心に置く・至らす」などの意。これは「いわふ(祝う・斎ふ)」と同義。
[2]
「こわ(高・肥・強)」+「ゐ(飯)」
「こわ」は「こふ(上ふ・高ふ・肥ふ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「揚げる・煮る・焚く」などの意。
「ゐ」は「いゐ(飯)」の短縮。
変態:「かゐ(粥)」「かゆ(粥)」「こはん(御飯・高飯・強飯)」
類語:「かしみけ(炊食)」
09/10/01
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