【狐】
劣るもの。
『これきくならん きつねとは きはねよりなる』ホ8 『みなめして ちおそそくとき きくみたり すくにきつねの かけあれは』ホ8 『なもみつきつね みそみよろ たまたちせんお かたかこふ』ホ8 『ややゆるさるる みことのり みつひこかこと もろきつね』ホ8 『きつねもみつに わけゆきて たはたのとりお おわしむる』ホ8 『なるけもの かせみつよるお なもみこゑ きつねたぬきそ』ホ15 |
「きつ(朽つ)」と同義語「つぬ(潰ぬ)」の合成「きつぬ」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「くつね」
類語:「きた(汚)」「くた(朽・腐・芥)」
派生語:「みつきつね(三狐)」
【東西北】
北より起りて東に現れ、西・南を経て北に戻って済むもの。
『これきくならん きつねとは きはねよりなる』ホ8 |
同義語:「ねすみ(北済み)」
11/01/14
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