かとりかみ  カトリカミ  katorikami
かとり
  
カトリ  katori

  

【(制り尊・主り尊)・香取神】
1.ホツマ国を司ること/者。(フツヌシ尊名)

『またふつぬしは かくやまお つかさとれとて かとりかみホ8
かとりかいもと あさかひめ こことむすひの つまとして』ホ8
『つきかとり かんきみおよひ かしまきみ つくはしほかま もろもます』ホ13
『をのこなけれは かしまきみ かとりのみやに ゆきいたる』ホ16
『ふつぬしの かとりのみちお ことことく こやねにさつけ かくれます』ホ16
『すみよろし かとりかしまや いふきぬし かたたちからを くすひかみ』ホ28

2.カトリ宮。またその管轄地区。

かとりときひこ ひてひこと いきすおとひこ かねてまつ』ホ39
『みやはせの つきこほしさに かしまたち かとりにいたる』ミ逸

 
[1]
「かとる(制る・主る)」の名詞化。
「かとる」は「かつ(和つ・交つ
)」と同義語「とる(統る・執る)」の合成。
ここでは「A: 合わす・まとめる・収(治)める」などの意。

【制る・主る】かどる  −広辞苑より−
 (「処(か)取る」の意)  統御する。管轄する。

独り言:「かつ(括・轄)」

[2]
くやま」を「つかさとる」もの。
「かくやま」はここでは「ホツマ国」を象徴する。

  

12/02/05

  

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