【(苛処)・甍】
高み。頂。棟。屋根。
『ふちこまお ゐらかうかちて なけいるる』ホ7 『つほわかみやの とのしまも たかやいらかも ふつくなり』ホ11 『みやつくり ふ きいらかまて みななりて みまこににきね つくはより』ホ21 |
「いらく(上らく)」の名詞化。
「いらく」は「いる(炒る)」と同義語「あ
く(上ぐ)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・高まる・上にある」などの意。
また「いら (苛) 」+「か (方・処)」
09/10/06
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