【預く・与く・関く・(扱く)】
A: 合う/合わす。当たる/当て付ける。関わる/関わらせる。扱う/扱わす。
C: 回す。巡らす。行き来させる。渡す。委ねる。
『みちものま しむにあつけて もろかえりけり』ホ8 『ちものものまも そのくにの しむにあつけて もろかえりけり』ホ8 『さきのつつかの むはたれも はるなかものま ゐちたりと くにあつけよち』ホ8 『みねにあつけて そのをして はたれまこちと たみこよろ』ホ8 『またやゑかきは つにあつけ あらかみあらは よくむけて めくみやわせと』ホ11 『かかみはかあひ やゑかきは わけつちみやに あつけおく』ホ30 『すめみこやゐに のたまふは ゑとのたかひに きしらふは あつくひとなし』ホ31 |
「あつ(当つ・充つ)」と同義語「つく(付く/搗く・継ぐ)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・当たる/当てる・関わる/関わらせる」、また「C:
回す・行き来させる・渡す」などの意。
変態:「いつく(傅く)」「うつく(弼く)」「なつく(懐く)」
類語:「あてつく(当て付く)」「ゆつる(譲る)」「ゆたぬ(委ぬ)」「たのむ(頼む)」「まかす(任す)」「うつす(移す)」「わたす(渡す)」
派生語:「あつけ(預け)」「あつかる(預かる)」「あつかふ(扱う)」
【(熱く)】
D:
正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
「あつ(熱つ)」と同義語「つく(尽く)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上げる・敬う・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。
変態:「いつく(斎く)」「うつく(弼く)」
派生語:「あつき(小豆)」
09/10/31
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