なかくに  ナカクニ  nakakuni

  

【中地・中国】
1.(地理的・行政的) 中心の区画。中央部。
2.調和の区画。

『たみのことはの ととのゑは なかくにのなも あわくにや』ホ5
『またはたれ つくしのみたり なかくにの はなやまののに ともあつむ』ホ8
『むかしなかくに うけもちの かみかうけなお あにこゑは』ホ15
なかくにの かすかにいたり そのちちの こことむすひに こひうけて』ホ16
なかくにのかみ こはまんお ふせくともかみ かくやまは』ホ20
あめのなかくに みかさやま ととにかたれは ととのひて』ミ逸

 ●(離島に対して) 本土。内地。本州。

にしなかくにの やまおもて いせきつつみに あらたなす』ホ25
『やよひには きひたかしまに なかくにの まつりをさめて みとせます』ホ29

 
なか(中)」+「くに(地・国)
「なか」は「なく(和く)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・和合する・調和する・釣合う・中にある」などの意。

類語:「あしはらくに(葦原国)」「あわくに(和国)」「まさきくに(和き国)」「やすかわ(安河)」「あつみ(安曇)」「をうみ(近江)やまと(和)」「おおやまと(央和)」「おおやしま(央州)」「うらやす(心和)

  

09/12/12

  

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