むかふ  ムカフ  mukafu
むかう  ムカウ  mikau
むかゆ  ムカユ  mukayu

  

【向かう・対う】【迎ふ・邀ふ】
A: 合う/合わす。対する。付く。仕える。応対する。受け入れる。招く。

『こそよりむかふ そさのをと あまのみちねと かとてなす』ホ6
『ふつぬしもろと ゆかけして さらにむかいて やおもとむ』
ホ8
『うほきみかとに いてむかふ をしかむしろに たちなから』
ホ11
『ひはあめに つきはつちもる よめのみは よをとひとりに むかふひそ』ホ13
むかふいもをせ ほしおさる すすかのをしゑ ををいなるかな』ホ13
『ふつぬしむかえ とことおゑ いりますのちに ものかたり』ホ16
『をははにむかひ とつくとき かりのししなみ ほねあふら』ホ16
『めはあにむかひ ましわりの かねのにしなき とわたなす』ホ16
『ひのみたま まつこもりくの みはしらに むかひたにゐて めをまねき』ホ16
『くもりさひ うはわるなかこ みかかんと やたのかかみに むかわせて』ホ17
『おおやますみは ゐつさきの かりやにむかえ みあえなす』ホ24
『たかにいたれは つえかつま あさひめむかふホ24
『あおひかつらお そてにかけ みやにいたれは ひめむかふホ26
『かわあいの くにたまわりて たにおいて むろつにかめの むかいまつ』ホ26
『あさはあさまの ひにむかふ ひむかふくにと ほつまくに』ホ26
『みほつめか まこいそよりお つかわせは ひめむかゆるお』ホ26
『ひとつねに かみにむかはは よのみみの あかはあもとの さをしかに』ホ28
『わたのつりにて きくみふね むかふはみふね みちひくか あひとこたえて』ホ29
『われはひのまこ ひにむかふ あめにさかえは しりそきて』ホ29
『ふそとしさみと こしうしろ はつほをさめす またむかふホ31
『にいみやこ かたきにたてて みやうつし ここにむかへるホ31
『いさせりひこお おおさかえ むかひあたひめ うちやふり』ホ34
『ついにころしつ おおひこと ひこくにふくと むかわしむ』ホ34
『をさはやみつめ みゆききき みつからむかえ もふさくは』ホ38
『ひのやまの あさひにいなみ つまむかひ かみしもめくむ かみとなる』ホ38
『みなにけちれは ときおあけ むかひいるとき おとひめは きみのておとり』ホ39
『やまとたけ かつさにいれは さかきゑに かかみおかけて むかひます』ホ39
『おわすれと たたにむかえる ひとつまつ あはれひとまつ』ホ40
『さにむかひ ひとみいなむの うたはこれそと あつたのり』ホ40
『おはりつしまに いたるとき むらしむかえは このことく』ホ40
『しものなか ひうおまねけは かつめかみ かちおねにひき ひおむかふミ7
『いさきよく たかゐにえませ たまいつつ わかひにむかゐ おわします』ミ逸
『かつらきの てくるまなして むかえんと はらみやまとに つたゑよる』ミ逸
『さほしかに むかふおりふし はかりしる かよふなさけの おもひあり』ミ逸
『をのむくは ほことかかみお あらかしめ むかうあたなく たたにをさまる』フをむく

  ●進行方向。前。先。むこう。向かい。

『ひたりえやれは みきにゆく むかふえやれは まえによる』ホ17

 
むく(向く)」と同義語「かふ(交ふ)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・対する」などの意。
またそのまま名詞化。

変態:「むくふ(報う)
反対語:「いなむ(辞む)

 
 

【向かう】
D: 正の方向に離れる。「上る・詣でる・高まる・進む」

『うなつきむかふ やそつつき さほこのみやの あさひかみ』ホ9
『くににむかえは つきおけの くちよりよねの いゐかしく』ホ15
『そのにむかえは こゑかくる てこにいれきて すすなしる』ホ15
『しなとへに ふきはらふとき ちおむかひ ともにいります』
ホ21

 
むく(向く・詣く)」と同義語「かふ(上ふ)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、
「上る・詣でる・高まる・進む」などの意。

  

09/12/24

  

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