ひたち  ヒタチ  hitati

  

【直ち・(一致)】
1.ぴったり合うさま。ズレや狂いの無いさま。合致。一致。適合。

『てれはひめきみ さはらねと いきすひたちと なすおひそ』ホ16
『いきすひたちと なるおひの わさにいきすは いつこえか』ホ16
『ちちのたけ くらふるおひに ははのいき ひたちとなるは いたくなり』ホ16
『はらおひなせは みのいきす ひたちとなりて ひめのとひ うむときいかん』ホ16
『われはのちやに ふつぬしと ひたちおひなし さつけんと』ホ16
『たかまのはらの かりみやに おひたまわれは もろかなも ひたちのみやと』ホ16

 
ひつ(付つ・直つ)」+「し(形容詞語尾)」=「ひたし(直し・等し)」の名詞化。
語尾の ‘シ’ を ‘チ’ に変えて名詞化することがけっこうある。 はやち、ただち、すなわち

変態:「ぴったし」「ひとつ(一つ)
類語:
ひとし(等し)たたち(直ち)

 
 

【日立・常陸】<地名>
 日の立つ方角。東。常陸。鹿島。 =ひたかみほつまかしま

『たかまのはらの かりみやに おひたまわれは もろかなも ひたちのみやと』ホ16
『みなみはひたち かつさあわ みかさかしまに たまわりて』
ホ39

 ●<人名>「ひたかひこ」の別名。東国(ホツマ国)の臣

『おととひたちは わかきゆえ あはのことしろ はへるみや』ホ27

 
ひ(日)」+「たち(立ち)


類語:ひたか(日高)」「のほるひ(昇る日)」「あさひ(朝日)」「ひので(日の出)たまて(玉手)

  

10/02/10

  

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