ヲトタチバナノアワキミヤ

→ をとたちはなあわきみや
  

復橘の和来宮。
「トコヨの道を復活する和君巡幸の宮」の意。

ヲトは「オツ(復つ)」の名詞形で「再来・復活」の意、タチバナ(橘)は「トコヨの道」を象徴する。
またヲトの「ヲ」の表記は、「タマノヲとどむ」の意味をかけている。
アワキミヤは「和来宮」で、「和君が来たる宮・国君巡幸の宮」の意。

二尊が筑紫での国造りの拠点とした宮で、ツキヨミ(モチキネ)はここで生まれている。 
後に、黄泉辺境から戻ったイサナギは筑紫アワキのナカガワに禊して、底・中・上ツツヲの三守を生む。
  

福岡県福岡市西区小戸、小戸大神宮 (オトダイジングウ)
  

★『書紀』筑紫の日向の小戸の橘の檍原。 
■ホツマには日向の記述はない。やはり北九州だと思う。
  

霊の結 留む 宮の名も 復橘の 和来宮 御子 生れませば モチキネと 名付けて到る』5文
筑紫アワキの ミソギには ナカ川に生む 底ツツヲ 次 中ツツヲ 上ツツヲ これカナサキに 政らしむ』5文

  

  

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