【棟上げ】ムネアゲ −広辞苑より−
家を建てるとき、柱・梁(はり)などを組み立て、その上に棟木(むなぎ)を上げること。また、その式。上棟(じようとう)。建前。
★竣工後も建物が無事であるよう願って行われるもので、通常、柱・棟・梁などの基本構造が完成して棟木を上げるときに行われる。神社本庁では「諸祭式要鋼」で上棟式の基準を示している。それによれば、祭神は屋船久久遅命
(やふねくくのちのみこと)、屋船豊宇気姫命
(やふねとようけひめのみこと)、手置帆負命
(たおきほおいのみこと)、彦狭知命
(ひこさしりのみこと)および当地の産土神である。まず、他の祭祀と同様に修祓・降神・献饌・祝詞奏上が行われる。次に、上棟式特有の儀礼として、曳綱の儀
(棟木を曳き上げる)、槌打の儀
(棟木を棟に打ちつける)、
散餅銭の儀 (餅や銭貨を撒く)
が行われる。最後に、他の祭祀と同様に拝礼・撤饌・昇神・直会
(なおらい) が行われる。
『棟上げは ツアヱに祝ひ 赤炊飯 十三膳
陽陰 日と月と 八膳 天元 棟に据え 餅
三百六十六 弓矢添え』21文
『柱に奉る 五座の五 年稔りタマメ 六腑の七 皆
一夜酒 鉏を振る 棟と柱根 槌を打つ』21文
『時に匠は 'ム' のタミメ その宣言は "天地の 開く
室屋の 神あれば えやは弱かれ 主は長かれ"』21文
『かく三度 宣して餅を 投げ散らす』21文
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