美具久留御魂神社
大阪府富田林市宮町。
祭神:美具久留御魂神 (大国主命荒御魂) 相 天水分大神、国水分大神、水波廼米大神、須勢理比売大神
第10代崇神天皇の10年、支子(きし)
の森からしばしば大蛇が現れて農民を悩ました。天皇は自ら視察して「こは大国主命の荒御魂の荒ぶなり宜しく祭るべし」と言ったという。ところが同62年、丹波の国氷上郡の氷香戸辺(ひかとべ)
という者の子供が神がかりして「玉裳鎮石 出雲人祭 真種之甘美鏡 押羽振甘美御神 底宝御宝主 山河之水泳御魂 静挂甘美御神 底宝御宝主也。」という神お告げがあり、天皇はそれをお聞きになって、武ヌナ川別命を出雲に、活目入彦命(垂仁天皇)
を河内国支子(さし) に遣わし当社を祀らせ、美具久留御魂神社と御名を称えまつられたのである。
このお告げは「出雲大神は大国主命であり、大国主命は山河を泳ぎ渡ってきた和爾(わに)神であり、水泳御魂大神(みくくるみたまのおおかみ)
である」と美具久留御魂大神の御神体を明らかにされたのである。神宝は生太刀・生弓矢とされる。『略記』によれば、生太刀は出雲大社の神劍で、これを当社祭神の大国主神の御神体とすべく崇神天皇が出雲振根に使いを遣わし、弟の飯入根が献上、後で知った振根が弟を殺した物語が『崇神紀』に詳しいが、出雲大社に代わって当社が祀るようになったと云う。
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】