橘籠。
ヤマトタケによりサガムのオノ城で敵を粉砕した後、橘モトヒコは屋棟に橘籠を立てることを以ってホツマ国での皇軍に服う印とする。
毎年12月8日を『事始』として、2月8日に『事納』として屋棟に橘籠を捧げることはホツマ国での代々の慣わしとなる。
【御事始】オコトハジメ −広辞苑より−
・ 一二月八日(上方では一二月一三日)に正月の準備を始めること。江戸時代、この日に目かごを軒にかかげる習俗があった。
【御事納】オコトヲサメ −広辞苑より−
・
二月八日に神棚を取り外すなど正月の行事を終えること。おことじまい。
■橘はトコヨのシンボルであり、「橘を立てる」とは「トコヨの道を布く」ということを意味する。さらにモトヒコはここで古の忘れ去られた「大御宝」という言葉を持ち出す。トコヨ神・アマテル神の子孫という意味である。「トコヨ神の子末がトコヨ国を取り戻す」これほどに味方の士気を上げ、敵の士気を挫く旗印は他にあるまい。
『ここにモトヒコ 諸に告れ "服ろはざれば 殺す故 大御宝が 巡幸り請ふ 事始"
とて 十二月八日 橘籠立てて 標とす』39文
『二月八日に 国周り 纏らふ標 橘籠を 屋棟に捧げ "事納" ホツマの代々の 慣わせや』39文
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