【(分)・脇・腋・掖】
1.(胴と腕の/裑と袖の)合わせ目。分かれ目。継ぎ目。
2.離れた所。それた所。外れた所。(中に対して)端。
『やめるほのほの くるしさお そてわきさきて かせいれは』ホ9 『ほのほもさめて こころよく わらへのそての わきあけそ』ホ9 『あひたちふめは のみつよく くえはやかわき ふみてまた こしふみころす』ホ35 |
「わく(和く/分く)」の名詞化。
ここでは「A:
合う/合わす」、裏を返して「B:
離れる・それる・分れる」などの意。
【分・別・開・湧】
放ち。分け。開け。開始。出発。
『さるたして たけのいわくら おしはなち いつのちわきの よろいさき』ホ24 『はしきよし わきへのかたゆ くもいたち くもはやまとの くにのまほ』ホ38 |
「わく(分く)」の名詞化。
ここでは「B:
離す・放つ・分ける・開ける・発す」などの意。
変態:「わけ(分け)」
10/01/17
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