ときしくかく  トキシクカク  tokisikukaku

  

【(研ぎ優ぐ芳ぐ)】
研ぎ優れて至り極まるさま。

『みきはををやま かくつみの ときしくかくの いわひうた』ホ14
『あくるはる やよひにかえる たしまもり ときしくかくつ ふそよかこ』ホ37

 
とく(研ぐ・磨ぐ)」+「しく(繁ぐ・優ぐ)」+「かく(上ぐ・芳ぐ)」の連結。
3語ともここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
3語を1語で表すと「たちはな(橘)」の「たつ(立つ・達つ)」となる。
「かく(芳く)」が名詞化すると「かく(橘)」になる。

派生語:「ときしくかくつ(非時香菓)
関連語:「ときすくる(研ぎ優ぐる)」「ときすます(研ぎ澄ます)」

  

10/06/14

  

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