【研ぎ優る・研ぎ過ぐる】
D: 正の方向に離れる。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・越える」
『ひとのねちけの ときすくれ こりゑてむつの はたれなる』ホ8 |
「とく(研ぐ)」と同義語「すくる(優る・過ぐる)」の連結。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る・越える」などの意。
類語:「ときしく(研き優く)」「ときはかる(研ぎ化かる)」
【利き過ぐる・鋭き過ぐる】
利発が過ぎる。明敏が過ぎる。
『おもたるの たみときすくれ ものうはふ これにおのもて きりをさむ』ホ23 |
「とき(利き・鋭き)」+「すくる(過ぐる)」
「とき」はここでは「利に聡いさま・明敏・利発・狡猾」などの意。
類語:「ときすく(鋭き過ぐ)」
11/09/09
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