ちまたかみ  チマタカミ  timatakami

  

【(巷守)・岐神】
その辺りを占領する者。

『やまあらし かたましものや ちまたかみ なかにゑみしら めをませて』ホ39

 ●サルタヒコの別名。 =つちきみ(辻君)

『おとたまかわの しらすなに ひるねしておる ちまたかみホ24
ちまたかみ さめてかくする なにゆえや いわくみまこの』ホ24

 
ちまた(岐・巷・衢)」+「かみ(守・主)
「かみ」は「かむ(交む)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・占める・留まる・締める・塞ぐ」などの意。

【岐の神】ちまたのかみ  −広辞苑より−
1.道の分岐点を守って、邪霊の侵入を阻止する神。
  道祖神。さえのかみ。
2.猿田彦神の異称。

類語:「つちきみ(辻君)」「いわくら(磐座)

  

11/03/04

  

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