【(総貴)・皇】
総べる男君。最高位の男君。総帥。総統。統領。
『いますへらきの あまきみは みなににきねの いつによる』ホ序 『うまれすなおに やまとちの をしゑにかなふ すへらきの やゑかきのをき』ホ23 『たまのをいれて すへらきの よよまもらんは あめのみち』ホ23 『あくるとし おおゑすへらき わけつちの あおひかつらお そてにかけ』ホ26 『みこもおつとめ よそやすむ みそふあつまり あくるなは つくしすへらき』ホ27 |
「すへら(皇)」+「き(熟・貴)」
「すへら」は「すへる(統べる/総べる)」の名詞化。
ここでは「A:
合わす・まとめる・収(治)める」、また「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」などの意。
「き」はここでは「男君」を表す。
変態:「すめらき(皇)」
類語:「すへかみ(皇尊)」「すへらかみ(皇尊)」「すめらかみ(皇尊)」「すへらきみ(皇君)」「すへきみ(皇君)」「かんかみ(上尊)」
09/10/19
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