おれ  オレ  ore

  

【(合・生・在・現・居)】
合い/合わせ。存在。現れ。生み。出現。構築。

『ふのおれは あめのたたりの こほりふむ ことのはしめも ふみやおそれん』フふおれ
『しのおれは めくみあらわし かのおれは めかおつくして あのくたらなり』フしおれ

 
おる(和る・織る・居る)」の名詞化。
ここでは「
A: 合う/合わす・編む・結う・収(治)まる/収(治)める・在る/現す」などの意。

変態:「おり(織り・居り)」「おに(存)

 
 

【折・(割)】
1.離れ。離し。分け。
2.反れ。曲り。外れ。

おれかれの をとくまつりお はしつかに なせはかかやく のりのいち』ホ34

 
おる(折る)」の名詞化。
ここでは「
B: 離れる/離す・分れる/分ける・放つ・払う・発す・そる/そらす・曲る/曲げる」などの意。

変態:「おり(折り)」「おろ(愚・疎)」

 
 

【(折・復・振・揺)】
行き来。往復。戻り。回帰。帰還。

おる(折る・往る・復る)」の名詞化。
ここでは「
C: 回る/回す・行き来する/させる・還る/還す・戻る/戻す」などの意。

変態:「おり(折・往・復)

 
 

【(上・熟・秀・央)】
正の方向に離れる/離すさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま

おる(上る・熟る・秀る・央る)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。

 
 

【(下・降・折・劣・愚・汚・穢)】
負の方向に離れる/離すさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま

てりおれのあは またらゑた あひのてのあは にのたらち』ホ21
おれかれの をとくまつりお はしつかに なせはかかやく のりのいち』
ホ34
あおれとは しらうとこくみ ことははと よそめもおかす なおれなるかな』フあおれ
いのおれお さるたかとりて かくらしし よこまおはらす よよのかんかせ』フいおれ

 
おる(下る・降る・愚る・劣る・汚る)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる/離す」で、「下げる・勢いを失わす・劣らす・縮小する・静める・隅に置く・果てさす」などの意。

変態:「おり(下り・降り・折・滓)」「おろ(愚・疎)」あら(粗)やれ(破れ)」「われ(破れ)

  

10/09/17

  

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