くにつと  クニツト  kunituto

  

【地苞・国苞】
1.その地の産物。地物。

『よろくにつとも うむうまぬ あれはめをとも くにつとそ』ホ13

2.他へ伝えるその地の産物。みやげ

『みちみのももお たまわれは はなみのももは まれなりと くにつとになす』ホ24
『かそみねにしき くにつとに かえるあらしと みまなくに これたちそめそ』ホ34

 
くに(地・国)」+「つと(苞)
「つと」は「つつ(付つ・伝つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・結ぶ・生む・伝える」などの意。

  

09/10/22

  

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