ひうち  ヒウチ  hiuti

  

【火打・燧】
1.火を点けること。点火。出火。(穢れを清めるモノザネ)

『たとへおたきの かくやあれ さらにひうちの あらためて』ホ22

2.火打石。またそれが出す火花。

『めにほあり ひすりひうちは つきのひそ をにみつありて』ホ13

 
ひ(火)」+「うち(打ち)」
「うち」は「うつ(打つ・現つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・当てる・現す」などの意。

【清火】きよび  (広辞苑)
火打石でうち出した火。不浄のきよめに用いる。きりび。

類語:「ひすり(火擦り)」「きりひ(鑽り火)」「ひきり(火鑽り・火切り・燧)」

  

09/10/09

  

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