はすけ  ハスケ  hasuke
はすゐゐ  ハスヰヰ  hasuwiwi

  

【蓮食/蓮飯】
蓮の葉に包んだ飯。
 ●<転じて> 胞衣と胎児。親と子。
 ●<転じて> 世を去った祖先 と 世に生きる子孫。
 ●<転じて> 天と地。陽と陰。

『もちはみをやと いきたまに ゑなのはすけの めをあえは』ミ7
『しむのもちほき ゐきめたま おくるはすゐゐ ゑなかのり』ミ9

 
はす(蓮)」+「け(食)ゐゐ(飯)
「はす」は「包むもの」の意で、その大きな葉を「ゑな(胞衣)」に擬えている。
「ゑな」はまた「子を守り育つ包み」で、ここでは「親・祖」を表す。
「け・ゐゐ」は「胞衣に包まれるもの」で、ここでは「胎児」「子孫」を表す。

別名:「そろまな(ソロ胞衣)」「まなそろ(胞衣ソロ)
類語:「みをやといきたま(御祖と生霊)

  

10/03/12

  

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