はしり  ハシリ  hasiri

  

【走り・奔り・馳り】
D: 正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・先行する・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま

『のほるほつまの をはしりの さかにゆきあふ をしかとは』ホ11
『やまのほり くたるすはしり すそめくり むめおおみやに いりゐます』ホ32
『ついにほる ゐつをはしりの ほらあなに みつからいりて はこねかみ』ホ24

 
はしる(走る・奔る・馳る)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

類語:「はせ(馳せ)」「わせ(馳せ・早生)」「かけ(駆け)
関連語:「ほとはしり(迸り)」「とはっちり(迸り)」
派生語:「はしら(柱)

  

10/06/10

  

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