【禿】
離れたさま。失せたさま。空き。
『はけやまお とえはあれおさ あきといふ きのあるなにて なきいかん』ホ25 |
「はく(吐く・掃く・剥ぐ・禿ぐ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・失せる・空く」などの意。
【化け】【(沸)・激・烈・劇】
1.それる・曲る・外れるさま。変化。=ハタレ 化かし。偽り。惑わし。
2.正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・超える」さま
『このはたれ ぬゑあしもちそ はけわさに たふらかすもの みなきらん』ホ8 『たかのには はけものいてて いふきぬし みやおたつれは しつまるに』ホ8 |
「はく(化く・沸く)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる/離す・それる/そらす・曲る/曲げる」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・超える」などの意。
変態:「わか(沸)」「はか(馬鹿)」「おけ(可笑)」
派生語:「はけわさ(化け技)」「はけもの(化け物)」「はけし(激し)」
13/10/30
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