あおい  アオイ  aoi
あおひ  アオヒ  aohi

  

【(合生い)・葵】
合わせ生えるさま。二葉。
 ●やわし。中和。

『かくつちと みつはめおうむ あおいはと かつらにいせの みことのり』ホ24
『うかやあおいかつらのあや』ホ26
『ときにひめ かえしはあおひ きみかつら かみにつつみて みひきくさ』ホ26
こあおひのみは ここちりと やまはといろの みつのあや』ホ26
『つきなかは さひらきまつる ゐなるかみ すえはあおひの めをまつりミ7

 
葵は「陰・地・女」を象徴する。 ⇔ かつら(桂)
(桂と葵の葉はよく似るが、桂の木は天高く聳えるのに対し、葵は地表近くに留まることから)

「あおふ」の名詞化。
「あおふ」は「あふ(合う)」+「おふ(生ふ)」の合成。

「あおい」は「合わせ生える・共に生える」の意で「二葉」を表す。

類語:「あおいは(合生葉)」「ふたは(二葉)」「もろは(両葉)」「ふたはくさ(二葉草)」「もろはくさ(両葉草)
独り言:「あいおい(相生)」

  

10/03/12

  

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