さひ  サヒ  sahi

  

【荒び・寂び・錆・細】
1.経過。進展。発展。熟成。経年変化。
2.老朽化。衰退。劣化。

『やくもたつ いつもたけるか はけるたち つつらさわまき あわれさひなし』ホ34

 
さふ(繁ふ/垂ふ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で「経る・進展する・老いる」、またその結果「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

類語:「すさみ(荒み)

 
 

【侍】
(心身を)合わす者。添う者。付くもの。仕える者。守る者。

『やそきねのおと かんさひお ますひととなし』ホ6

 
さふ(添ふ・侍ふ)」の名詞化。
「さふ」はここでは「A: 合う/合わす・添う・仕える・守る」などの意。

変態:「そえ(添え)」「そは(側・傍)」「つれ(連れ)
類語:「もり(守)」「み(見)」「はへ(侍)」「はり(張り)」「ものへ(物部)」「へ(侍・部・衛)」「つき(付き)」「つかひ(仕い)」「つこ(仕)」「そえ(添え)」「さふらひ(侍)」「はふり(祝)」「みはり(見張)」「とへ(戸畔)」「とめ(統め)」「あつかり(預り)

  

10/01/26

  

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