なかは  ナカハ  nakaha

  

【半ば】
合うさま。匹敵するさま。釣合うさま。拮抗するさま。相半ばするさま。

なかはふり なかはわきつつ このやまと ともしつまりの このやまよこれ』ホ32

 ●釣合う所。半分。中間。

『ちちますひとの まつりつく しらひとこくみ このいわひ なかはさおゑて』ホ7
『ことのりお もろかはかりて あめもとる おもきもしむの なかはへり』ホ7
『そやとめちつゑ くもなかは ふれはめつゑに あひもとめ あめとふるなり』ホ15
『なるるも としなかは はせいつかけも なかなれや』ホ192
『ゐとしゑやみす なかはかる むとしたみちる』ホ33
『みやけなかはお わかみやえ なかはおきみの みささきに ささけもふさく』ホ37
『たつのあめ ふりひおけせは みやいくさ いさみてあたお なかはうつ』ホ39
『つきよりちかき ひはとおく つきはなかはに ちかきゆえ ならへみるなり』ミ6
『みはわたぬきて つきなかは さひらきまつる ゐなるかみ』ミ7

 
「なかは」は「なかふ」の名詞化。
「なかふ」は「なく(和ぐ)」と同義語「かふ(交ふ)」の合成。
ここでは「A: 合う・匹敵する・釣合う」などの意。
また「なか(中)」+「は(辺・方・部)

変態:「なかま(中間・仲間)」「なから(半ら)
類語:「なかと(中途)」「なかほと(中程)」「はんぱ(半端)」

  

10/01/01

  

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