かすかとの  カスカトノ  kasukatono

  

【(上下殿)】【(和直殿)・春日殿】
1.上下(陽陰・魂魄)の原理を編む殿。
2.カスガ県の県主。またその政庁殿。

  ●「ゐちち」の別名。

『こことむすひの なにすゑて かすかとのとそ たふとませ』ホ8
かすかとの あまのこやねは よにひいて かすかのかみと なおたまふ』ホ16
かすかとの たまかえしなす おくのりも こやねにさつく』ホ16
『こやねとは かすかとののこ くしたまは みむすひのよこ』ホ20

  ●「あまのこやね」の別名。 =かすかかみ(春日守)

『ふたゑかいわく かすかとの いなむみかさも いまゐせの』ホ28

  ●「みかさやしろ」の別名。春日県の政庁殿。

『おとろきて うちにいたれは みかさやま なおはせのほる かすかとのホ28
『おもむろおさむ みかさやま かすかのとのに あひまつる』ホ31

 
[1]
かすか(上下)」+「との(殿)
「かすか」は「ここすと(上下)ここと(上下)」の同義語
[2]
かすか(
和直・春日)」+「との(殿)

 
類語:「ゐちち(結霊・市千魂)」「こことむすひ(上下結び・興台産霊)

  

09/12/08

  

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