タダスノトノ

→ 語義

  
糺の殿 (直すの殿)。
ウガヤ
は常に『タダスの殿』に居て天の下を治めたという。 
ウガヤの都である『タガ宮』にあった殿と思われるが、

・「只洲社」「糺の宮」 下鴨神社の摂社・河合 (カワイ) 神社
・「元糺」 京都市太秦森ケ東町、木島坐天照御魂 (コノシマニマスアマテルムスビ) 神社

などがあり、わずらわしい。
  

二尊は 常にタダスの 殿に居て あまねく治む 民豊か 幸鈴成れば  植え継ぎて 七及べど なお豊か』27文

  

  

タダスノカミ

  
フタカミ」の同義の言い換えで、ウガヤを指す。
  

【糺の神】タダスノカミ −広辞苑より−
京都の下鴨神社およびその摂社の河合神社などの祭神。
  

★『源氏物語』 「憂き世をば 今ぞ別るるとどまらむ 名をば糺の神にまかせて」 
★『枕草子』  「いかにして いかに知らまし偽りを 空に糺の神なかりせば」

  

  

タダスノモリ

  
『糺の森』は、高野川と鴨川が合流する三角州地帯の森林。 かつては、約150万坪の原生林であったが、現在は東京ドームの約3倍となった。 奈良の小川、瀬見の小川、泉川、御手洗川の清流がある。
  

■河合の森=高野の森五雲路(ヰツモヂ)=糺の森。 ホツマツタヱには糺の森の名は出てこない。
■『糺す』は元々、ウガヤの都『タガ宮』にあった『タダスの殿』から来ていて、ウガヤも『タダスの神』と呼ばれるようになった。後世、ウガヤゆかりの地にタダスという名前が付くようになったのだと思う。

  

  

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