【繁し・茂し】
D:
正の方向に離れる如し。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」如し
『すへいれて もものをしての なかにあり あやしけけれは あちみえす』ホ27 『ねきやまお こすときあたか よこやいる あめよりしけく すすみえす』ホ38 |
「しけ(繁)」+「し(形容詞語尾)」
「しけ」は「しく(頻く・繁ぐ・茂ぐ・過ぐ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。
変態:「すこし(凄し)」「さかし(賢し)」「たけし(猛し)」
09/11/27
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