【渚・汀・波瀲】
波立つさま。波打つ水面。波のうねる海。 ⇔ 凪の海
『ふそむのあやに かもわれて とよたまひめも なきさにて』ホ序 『ははよりなきさ たけうかや ふきあわせすの なおたまふ』ホ26 『なきさにおちて おほるるお たけきこころに およかせは』ホ26 『なきさにおよく あさけりに はらはひのはち かさぬみは あにのほらんや』ホ26 『なんちなきさに おちんとす みたねおもえは たけこころ』ホ26 『ひめはおもむろ みつはみや むかしなきさに ちかいして』ホ27 |
「なきす」の名詞化。
「なきす」は「なく(擦く・流ぐ)」と同義語「きす(帰す)」の合成。
ここでは「C:
往き来する・干満する・波うつ」などの意。
類語:「しほ(潮)」「みちひ(満干)」「なみ(波)」「うしほ(潮)」「みしほ(潮)」「ありそ(荒磯)」
10/07/15
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