【(回巡る/巡恵る・巡幸る)】
1.回転する。巡回する。めぐらす。分配する。恵む。
2.回って分配する。 (日月のように巡って天が下を)恵む。巡幸する。
『これにめし しらやまみねお みめくるに ななめにならす』ホ24 『またやまかけも みめくりて ところところに いせきなし』ホ25 『みこころそえて にいたなす つくしみそふの みめくりて かこしまにます』ホ25 |
「みむ(回む・巡む)」と同義語「めくる(巡る・恵る)」の連結。
ここでは「C:
回る/回す・行き来する/させる・分配する」などの意。
『天が下 和して恵る 日月こそ 晴れて明るき 民の父母なり』7文 『また八重垣は 西(右)に預け 争み あらば 能く平けて 恵み和せと』11文 こうあるように「日月の君が地を巡る」場合には、常に「天が下を和して恵む」という日・月の機能を伴う。 |
類語:「めくる(回る/恵る)」「めくりかる(巡り回る/恵り回る)」「めくりみる(巡り回る/恵り回る)」「かけめくる(駆け恵る)」「かけりめくる(駆けり恵る)」
関連語:「みかり(恵回り)」「みゆき(御幸)」「ひめくり」「めまくるし(目まぐるしい)」
派生語:「みめくり(回巡り/巡恵り)」
09/10/22
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