かたかき  カタカキ  katakaki

  

【(葛掻き)】
糸すすきが垣にからむ葛を掻くさまを起源とする三弦の琴。
 ●琴の元祖であることから、琴類の総称。

『あわのうた かたかきうちて ひきうたふ』ホ1
『これおみすちの ことのねそ かたちははなと くすのはお かたかきとうつ』ホ9
『すくなひこなは あわしまの かたかきならひ ひなまつり』ホ9
『のちにわかひめ ひたるとき やくもゐすすき かたかきお ゆつることのね』ホ9
『みきさきに なしてうたよみ かたかきの ことおたのしむ』ホ20

 
かた(葛)」+「かき(掻き)」
「かき」は「かく(掻く)」の名詞化。
ここでは「C: 行き来させる・回す」などの意。

  

09/07/24

   

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