【(振仕)・肺】
膨張・収縮するもの。行き来させるもの。ガスの交換器。
『しゐのねは むらとこころは ふくしゆふ よくらよこしや』ホ17 『こもりたうたお かんかえて ふくしのやまひ たしやすし』ホ17 『たますはふくし いろむらと ぬすめはきもゑ そこなえは』ホ17 |
●「かき(垣)」や「かまえ(構え)」に喩えられる。(「ふく(葺く・服)」の語呂合わせか)
『よこしはたみよ ふくしかき むらとはならす わたそえて』ホ17 『ふくしかまえの あつさむも ころもかゆれと ほしにしむ』ホ17 『へのつるの すすにうるほす をうなむち みやもふくしも つくみしのはな』フへつる |
「ふく(振く)」+「し(為・仕)」
「ふく」はここでは「C:
行き来させる・交換する」などの意。
「し」はここでは「する(為る)」の名詞化。
【肺】ふくふくし −広辞苑より− 肺(はい)の古名。肺臓。〈和名抄三〉 |
09/09/14
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