ササヤマ

→ 語義
  

ササ山 (猿更山)。
9900人のイツナミチハタレマを捕らえたミカツチは、100人ずつ縄で括り、自らその縄を曳いて山を登っていったところ、9800人を曳き殺してしまう。その9800は山中に埋め、残った100人をササ山に拘留する。

このモノマは人の女と猿の間に生まれたものだという。アマテルはツハモノヌシフツヌシタケミカツチの三人に霊還しの実行を命じ、これによって霊の結を解き、猿の属性を帯びて陽元に返ることができなくなっていた人の魂を陽元に返す。それ以後はサルサルサハ(猿更る岨) と呼ばれるようになる。「ササヤマ」は「サルサルサハ」の略称と思われる。
  

■高野山の近くにあるようだ。奈良県吉野郡大塔村に "猿谷" という場所がある。
  

『自ら山に 引き登る みな首 締り 罷る者 山に埋みて 生き残る 百 ササ山に ツツガなす』8文

  

  

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