アマノハラ・アメノハラミ

→ あまのはらあまのはらみ
 

天の原。陽陰の孕。陽陰の孕み。

1.【天の原】天空。宇宙空間。あの世。 =タカマノハラサコクシロ
2.【陽陰の孕・陽陰の孕み】アマテルの孕みの地。

  

『この二柱 生む殿は アマのハラミと ツクバ山 淡路 ツキスミ 隈野なりけり』3文
御子 養さんと 二尊の 実心つくす アマのハラ 十六穂 居ますも 一日とぞ 思すは恵み 篤きなり』4文
天の原 月 並ぶれば 地 乱る 妻と妾と 屋に入れば 家を乱るぞ』13文
『人の隔辺の 天の原 六宗は清く "戻ろそよ" 驕り明かして 還えば新に 違え生まるる 喩え歌』ミ和字
  

■「ふりさけみる」「富士」に掛かる枕詞。
『天の原 ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に 出でし月かも』小倉百人一首
『天の原 富士の柴山 木の暗の 時ゆつりなば 逢はずかもあらむ』万葉集

  

  

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