われ  ワレ  ware

  

【我・吾】
(話し手と)同じ人。当人。

われもみゆきの ふねにあり かせはけしくて なみたつお』ホ1
『まことなお ゐみなとたたゑ あねにみつ われはよつなり これいかん』ホ4
『うるわしや われそのちゐも うみてあやまち なきことお まもる』ホ5
われよくしれり ともおこゑ ちからおかして ははかあけ』ホ7
われけかれなは ひめおゑて ともはちみんと ちかいさる』ホ7

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わる(合る・在る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・当たる・相当する」などの意。

変態:「あれ(吾・我)」「おれ(俺)」「うら(己)」「おのれ(己)」「おの(己)」「わい(私)」「わて(私)」「あて(私)」
派生語:「われら(我等)」
独り言:「I」

 
 

【合・和・間/割】
釣合う所。中間。狭間。

『みきさきと なりてうむみこ かんやまと いはわれひこの みことなり』ホ27

 
わる(合る/割る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・収まる・釣合う・匹敵する」、裏を返して「B: 離す・分ける」などの意。

変態:「あひ(間)」「はさま(狭間)」

 
 

【割れ・破れ】
破綻。破壊。

『ものきにの のりはおろかに あらためす もとおをこせは われもきにけり』フもきに

 
わる(割る/破る)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・曲る」、また「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」などの意。

変態:「あれ(粗)あら(粗)」「おり(下り)」「あめ(雨)」「おれ(折れ)」「やれ(破れ)

  

10/09/11

  

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