とつく  トツク  totuku

  

【(綴継ぐ・婚ぐ)・嫁ぐ】
A: 合わす。交わる。結ぶ。

『とこいりの めはことあけす をのよそい めかしりとつくホ4
『あかつちみやに とつかんと いえとみやなく』ホ7
『うきはしおゑて とつくへし めはつきしほの のちみかに』ホ7
『そのもときけは むかしはは まさるにとつき よよおへて みなさることく』ホ8
『ももにとつきて はつみかに さむかわあひる そさのをは ひかわにあひる』ホ13
『よおつくものは ゆつりうけ はしえてとつき むつましく』ホ13
『めはななし いゑにとつけは をせのなに たかうちむろと』ホ13
『をやのをしえに おきつひこ ふたたひとつき むつましく』ホ13
とつけはをせの うるなみか たましまかわの いもかちと』ホ14
『あさひおうけて あたたまる ときにとつけは こおはらみ』ホ14
『うつほかせほと みつはにの ゐつましわりて ひととなる のちはいもをせ とつきうむ』ホ16
『をははにむかひ とつくとき かりのししなみ ほねあふら』ホ16
『なそなのをとに はたちめと こしにとつきて をめおうむ』ホ31
『いわくいせには めとつきて うみのをやなし むかしおは めい』ホ32
『あらしとこれと とつかんと おもひゆくまに ひめうせぬ』ホ34
『にたるすかたの おしやまに とつくははこも をんめくみ』ホ37

 
とつ(閉づ・綴つ)」と同義語「つく(付く・継ぐ)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす・結ぶ・交わる」などの意。

ほつまつたゑには、鳥がその作法を告げるところから「とつく(鳥告ぐ)」だという説明がある。

変態:「とっつく(取っ付く)」「つつく(続く)」「となむ」「ちなむ(因む)
類語:「くなく(婚ぐ)」
派生語:「とつき(嫁ぎ)

  

10/02/28

  

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