まし  マシ  masi

  

【申し】
離し。放ち。発し。口から発するもの。 話。言葉。

『かなさきうけて せめくちの もろにさつけて ましなえは』ホ8

 
ます(申す)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・放つ・話す・発す」などの意。

変態:「まさ(申)
独り言:「もし(文字)」

 
 

【増し】【猿】
  ●増加。増加分。改善。

『もととまし ふよろむちやも よそむたひ ましととまりて』ホ16
『めはつきの おそくめくれは ひひのまし みもよそなつつ』ホ16
『みそゐかよりそ ひひのまし みもよそななり』ホ16
『よそかには もとましともに ふよろむち みもなそふにて みちきわむ』ホ16
『まつふしこふと わたかまり ちよおふるとも ましならす』ホ17

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 ●勝るさま。優れるさま。 (他よりは)ましな獣。猿。

『ほとはにの よるはふたこゑ ゐのましそ よつなもこれそ』ホ15

 
ます(増す)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る」などの意。

類語:「まさり(勝り・優り)」「まさる(真猿)」「さる(猿)

 
 

【(左仕・左使)】
傍(左) に侍り仕える者。左大臣。 =まちか(左近)

『たちはなひめと ほつみてし さくらねましお さきにやり』ホ39

●<人名> サクラネマシ(桜根左仕)の略。

『さかむのおのに しろかまえ てしとましらと もりかたむ』ホ39
『あつまちえ ゆけはさかむに みあえなす ましてしおかみ』ホ40

 
ま(左)」+「し(仕・使)
「ま」は「て(真手・左右)」の「ま」。
「し」は「しく(挿く・直く)」の名詞化「しか(仕・使)」の略。

類語:「まちか(左近)
反対語:「てし(右仕・右使)」「てちか(右近)

  

10/02/06

  

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