チノクチ

→ 語義
  

(沈の口)
チタル国(沈垂る国) の入り口。

孝霊天皇
の晩年、西中国の情勢が不穏となった為、斎部主ヰサセリヒコを、チノクチと播磨ヒカワに派遣して服わす。
  

★『古事記』大吉備津彦命と稚武吉備津彦命とは、二柱相副ひて、針間の氷河(ひかわ) の前(さき) に忌瓮(いわいべ) を居ゑて、針間を道の口として、吉備国を言向け和したまひき。
  

『五十三年 西中負えず チノクチと 播磨ヒカワに 斎瓮主 ヤマトヰサセリ これに添え』32文

  

  

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