清郷。
「汚穢が祓われた清しい地」の意で、ここにソサノヲはクシイナダ宮を築く。
スガハ (清郷) は、ヒカワ
(卑郷) の汚穢が祓われたことを表す新名称である。
このスガハが後に「須賀」という地名を生んだのだろう。現在の大東町須賀の名に残るが、ずっと広範な地域を指す地名だったと思われる。
『陽陰晴れて 敬いもふす 貴霊寄り 清郷に屹く 宮の名も 'クシイナタ' なり サホコ国 代えてイツモの 国はこれ』9文
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