水山統み。
水と山を治める神霊。
山に木を繁らせ、水禍 (洪水・渇水)
を防ぎ井堰を守る。
ヤマサの第七。
■木が繁る山は保水力が高いため、水害を防ぎ、また渇水の被害を緩和することが明らかに知られていた。
『七名は陰の 基 領ける スヘヤマズミの 神となる』22文
『もしも水災の あらん時 スヘヤマズミの 現はれば たとひ長雨 溢れても』22文
『山は繁木に 持ち堪え 流れを深く なすことも 常に井堰を 守るなり』22文
『アカツチ守に これ教え 檜・杉の種を 植えさしむ 十年に成りて 峰
籠る 田水も絶えず 国 豊か』25文
『添の捩せば スヘヤマスミの 神
祭れ 妻の操も 妬み ねせれば』フ104
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