織詰。
連歌における織留の一つ前の句。つまり各織の第19句をいう。
一の織詰 (第19句) を『ツズ』、二の織詰
(第39句) を『ハナ』、三の織詰
(第59句) を『サツメ』、四の織詰
(第79句) を『フツメ』、五の織詰
(第99句) を『ツクモ』と、それぞれ名が付けられている。
『十六(句)を一織 総べ五織 八十を百とし 織は二十 故
織留の ツズ
"ハタチ" 織初のツズ "合要"』39文
『織詰のツズ 三十九 "ハナ"
三の詰五十九 ツズ "サツメ" 四の詰七十九 ツズ
"フツメ" 五の詰九十九 ツズ
"ツクモ" 』39文
『また問ふは "八十を百とす 数 如何" 答えは
"要 また配る 本歌を二十"』39文
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