モ
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も
- 『助詞』用言の終止形あるいは係りに対する結びの形、およびク語法に付いて、不確実ではあるが何かを肯定し包括する感情を表す。(体言には「かも」「はも」などの形が付く。平安時代には古風の歌のみに用いられ、感動の表現は「かな」が代った)
記中「はしけやし我家の方よ雲居立ち来―」。万四「眠(い)も寝かてにと明かしつらく―長きこの夜を」。万三「みつみつし久米の若子がい触れけむ磯の草根の枯れまく惜し―」。拾遺恋「わが背子がありかもしらでねたる夜はあかつきがたの枕さびし―」
『"真々し 相模の小野に 燃ゆる日の 火中に立ちて 留ひし君はも"』39文
『"愛しきやし 我家の方ゆ 雲
出立ち来も
[曇館来も]"』40文
- 『助詞』願望表現と呼応して用いて、感情の高まりの中心を示す。
「もが・もがな」「もがも」の「も」で願望を表す。
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