気多神社 (能登國一宮)
石川県羽咋市寺家町。
祭神:大己貴命、天活玉命
本殿後方は、「入らずの森」と呼ばれる10000坪の社叢で一般の立ち入りは禁止されている。その「入らずの森」に奥宮が鎮座し、素盞嗚尊と奇稲田姫命が祀られている。また、この森には、三基の円墳がある。古い伝承によると、七尾市所口にある能登生國玉比古神社が気多大社の本宮と云われ、上世の昔、大己貴尊が出雲より因幡の気多崎に至り、そこから当国へ渡って平定し、その後、所口に鎮祭され、孝元天皇の頃に宮社を建立。崇神天皇の頃、当社に鎮祭されたとある。
氣多神社
兵庫県豊岡市日高町上郷字大門。
祭神:大己貴命
大古山陰地方は「大国主神」の支配地で、命は但馬や播磨では「葦原志許乎命」と称されていた。新羅国の王子「天日槍」が山陰海岸に渡来し、「葦原志許乎命」と支配地の争いになったが、和解の結果、志爾嵩山頂から両社三本ずつの矢を射て支配地を決めることとなった。天日槍の放った矢は全て「但馬」に落ち、葦原志許乎命の放った矢は一本が養父郡に落ち、一本は気多郡に落ちた。そこで天日槍は但馬の出石を居住地に定め、葦原志許乎命は新たに建立された「養父神社」「気多神社」に「大己貴命」(おおなむちのみこと) の神名で祭祀された。(播磨風土記)
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