イズシマ

→ 語義
  

出嶋。
アメヒボコ
は、アワ海端の村から若狭を巡って但馬に至り、供の末人を途中に残して、イズシマのフトミミの娘のマタオを娶る。

■イズシマのフトミミという人物が、もともと但馬の国守だったのだろう。その娘のマタオを娶ることによって、ヒボコは但馬の国の治めを継承したものと思われる。「いつし」「いてあさ」「いてさ」などのヒボコにまつわる地名は皆、この「いすしま」という地名が元であるような気がする。
  

★『書記』天日槍自菟道河泝之 北入近江國吾名邑而暫住 復更自近江 經若狹國 西到但馬國則定住處也 是以近江國鏡村谷陶人 則天日槍之從人也 故天日槍娶但馬出嶋人 太耳女麻多烏 生但馬諸助也 諸助生但馬日楢杵 日楢杵生清彦 清彦生田道間守也
■兵庫県豊岡市出石町内に伊豆、嶋という地名が隣り合っている。
  

『伴末人は 間処に 残し 出嶋 フトミミが マタオを娶り』35文

  

  

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