糸遊 (糸結)。
原義は「紐を結ぶこと」で、「三陽」の別名。
紐の結び方の「あけまきむすひ(揚巻結び)」をいうと思われる。 →
写真
これは3つの輪を作る紐の結び方だが、「三つの輪」を「三つの陽」に擬えている。
またこの方法で結ばれた形は「人の姿」に似る。
辞書によれば「いとゆう(糸遊)」は「かけろう(陽炎)」の別名とあるが、
ミカサ文の記述は両者を明確に区別している。
【糸遊】いとゆう −広辞苑より−
1.陽炎(かげろう)。
2.「糸遊結び」の略。
【糸遊結び】いとゆうむすび −広辞苑より−
1.糸を揚巻に結ぶこと。また、几帳(きちよう)の飾りの緒の所々を揚巻に結んで長く垂らしたもの。
2.花の形に結び連ねた緒を少年の狩衣の袖に張りつけたもの。
『"タ"
の嘗は 三陽の天を受け 二月の 中より三陽を 陰に和せ 人草育つ 糸遊ぞ』ミ7文
『"タ"
は東空 照る 三陽神 二月中に 三陽来て 青人草を 潤せば 糸遊のどか』ミ9文
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