いとゆふ  イトユフ  itoyufu
いという  
イトイウ  itoiu

  

【(糸結ふ・糸結)・糸遊】
1.糸を結ぶ。紐を結ぶ。
2.紐を結ぶこと。
 ●人を潤す三陽。

『きさらきの なかよりみうお めにやわせ ひとくさそたつ いというそ』ミ7
『みつをきて あおひとくさお うるほせは いとゆふのとかミ9

 
いと(糸)」+「ゆふ(結ふ)いふ(結ふ)」の連結。
「いと」は「結うもの・長いもの・紐」などの意。
またそのまま名詞化。

紐の結び方の「あけまきむすひ(揚巻結び)」をいうと思われる。 → 写真
これは3つの輪を作る紐の結び方だが、「三つの輪」を「三つの陽」に擬えている。
またこの方法で結ばれた形は「人の姿」に似る。

辞書によれば「いとゆう(糸遊)」は「かけろう(陽炎)」の別名とあるが、
ミカサ文の記述は両者を明確に区別している。

類語:「あけまき(分環)
別名:「みう(三陽)」「みつを(三陽)」「みひかり(三光)」「みつのひかり(三の光)

  

10/03/12

  

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