穴門。
「合わせの処・中の部分」 が原意の普通名詞。
特に 「関門海峡」、また 「長門国=長州」 の古名。
『我は加羅国 君の御子 ツノガアラシト 父が名は ウシキアリシト 伝え聞く 聖の君に 服ふと 穴門に到る』34文
(中処吉備)
吉備国の中部。後の備中国。
『あなと吉備
渡りあらぶる 者殺し 浪速岸端の 曲族 みな殺し得て 二十八年の 二月初日 纏向の 都に帰る』38文
『"ただ吉備の あなと 浪速の 岸はたり 悪しき息吹き 道行くも 災い回む 溢れ者 海と陸との 道
開く"』38文
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